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資源リサイクル・ナゲット銅の製造工程

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ヨシムラ 資源リサイクル

「ナゲット銅」ができるまでProcess

国内有数量でリサイクル済ナゲット銅を生産

ナゲット銅とは粒状の純銅で、半導体などに利用されます。

ヨシムラ一関本社では、専用工場にて、使用済の電線から高品質なナゲット銅をリサイクル生産しています。
その生産量は1日あたり数十トン。国内有数量を出荷しています。

電線屑の入荷

ナゲット銅の原料になる使用済電線がトラックで運び込まれます。品質の良い銅へリサイクルするため、ハーネス、工場用電線、家庭用電線など種類ごとに分類します。

電線屑の切断

電線(導線)を銅の含有量などで選別。さらに余分な金属を取り除く処理に備え、一定の長さに裁断します。

電線屑の選別

鉄やアルミ、ステンレスなど銅以外の金属を、カッターなどの道具を使用し手作業で取り除きます。 当社の高品質なナゲット銅の生産のために、この作業は大変重要です。選別された電線は、知識を持った専門者の手で、銅の含有量などごとにふり分けます。

荒破砕

選別した電線を破砕機にかけ、1cm前後に荒破砕します。
粉々になった破片を、いよいよナゲット加工機に運びます。

製品化

ナゲット加工機にて、破片をさらに細かく米粒大以下に破砕します。 その後、振動や水を利用し、銅と被覆材を分離。 こうしてナゲット銅が誕生します。現在、EV車の普及など社会的技術の変容につれ、銅は重要な金属になりつつあり、先々は品薄も懸念されています。資源の再生利用は、現在、経済活動の維持に欠かせません。

・電線の「被覆材(プラスチックなど)」の廃棄は、業界の長年の課題です。ヨシムラは、東北大学・芝浦工業大学との共同研究により、これらの削減に取り組んでいます。

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